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佐野リサイクルセンター
住友大阪セメントグループのリサイクル事業の一環として
化石燃料にかわる木材チップの製造販売事業を推進
石炭や石油などの化石燃料に代わる新しい燃料として、近年、木質チップや廃プラ類などの代替燃料が注目されています。
当社では、栃木県佐野市にある当社羽鶴事業部の敷地内に約10億円を投じて2009年9月に「佐野リサイクルセンター」を新設。同センターでは、建設廃材や製材所端材、間伐材などを最新鋭の破砕機、篩い分け機、比重差選別機などによりピュアな木質チップとして仕上げ、販売するリサイクル事業を行います。
年間生産規模が7.8万トンと東日本最大級の木屑破砕能力を誇る新工場でつくられた木質チップは、バイオマス発電やセメントキルンに供給され、CO2削減に貢献します。
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佐野リサイクルセンターの特徴
機構の異なる2機の破砕機を導入
建設廃材等乾燥木材の破砕に最適な打撃式ハンマー破砕機と、間伐材等生木の破砕に向いているせん断破砕機の2機を設置し、幅広い種類の廃材処理が可能です。 | ![]() ハンマー破砕機 |
![]() せん断破砕機 |
あらゆる廃木材が木質チップに変換できることを実現
佐野リサイクルセンターでつくられた木質チップは、住友大阪セメント栃木工場のバイオマス発電用の燃料としての販売が主体となります。受入れから保管庫まで、破砕効率を徹底的に追求した今までにない一連の設備に仕上げ、多種多様な廃木材を木質チップに変換することができます。 | ![]() |
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市川リサイクルセンター
建設発生土(汚染土壌)を改質し、セメント原料への再資源化を推進
千葉県市川市二俣新町駅横の住友大阪セメント事業所内に立地する市川リサイクルセンターは、首都圏を営業エリアにそのままでは埋立処分ができない建設発生土(汚染土壌)を受け入れ、異物を選別除去して改質し、セメント原料の代替として使用するリサイクル事業を行っています。
市川リサイクルセンターでは蛍光X線分析装置により徹底した品質管理を行っており、改質された土はすべてセメント工場へ海送(一部陸送)され、セメントに姿を変えて建設現場に戻っていきます。
市川リサイクルセンターの特徴
ロケーションの良さ
首都圏に近く、工場が岸壁に接しているため、船積みが容易で大量の土壌処理が可能です。ストック量は約1.4万トン、年間の処理能力は30万トンを誇ります。 | ![]() 直接船積み |
![]() 首都圏からのアクセス良好 |
周辺環境に配慮した屋内作業を実施
3000平方メートルと600平方メートルの屋内倉庫内で全作業を行うことで、粉塵や騒音・異臭問題などの発生を予防し、周辺環境へ配慮しています。 | ![]() 屋内作業場 |
![]() 屋内作業場 |